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平屋住宅が人気の理由 コスト編

2024.02.04

こんにちは。五十嵐です。
今日は平屋のおすすめポイントである「コスト面」に関してお話しさせていただきます。

弊社が建てる家の約80%が「平屋」なのですが、2階建てではなく平屋をオススメする理由の1つが「コスト面」です。
コストには家を建てる時にかかる「イニシャルコスト」と家を持ち続けるためにかかる「ランニングコスト」の2つがあるのですが、平屋は2階建てよりいずれのコストも抑えやすいからです。
というわけで今回は、この2つのコストが抑えられる理由についてお伝えしていきたいと思います。

では、まずは一般的には間違いなく高くなると考えられているイニシャルコストが安くなる理由についてからお話します。

【イニシャルコストが安くなる理由】

イニシャルコストには、「土地代金」「建築代金」「外構代金」の3つがありますが、普通に考えたらこの3つ全てが2階建てより高くなりそうな気がしますよね。

日当たりが良い平屋を建てるためには広々とした土地にしなきゃダメな気がしますし、そもそも平屋は高そうですし、土地が広くなった分、庭づくりにもお金がかかりそうですもんね。
しかし、実際は平屋を建てるにしても、わざわざ土地を広げる必要はありません。
光の確保は間取りの工夫によって解決することが出来るからです。

また、建築代金に関しても、2階建てよりも安くすることはそう難しいことではありません。
平屋には「階段」もいりませんし、全ての部屋と収納が1階に集結するためたまにしか使わない部屋もいらなくなりますし、間取りのつくり方次第で廊下をなくすことも出来ますし、トイレだって1つだけでよくなるからです。

つまり、2階建てよりもずいぶんと面積を抑えることが出来るからというわけですね。

外構工事代に関しても、土地を広げず、かつ敷地に無駄な余白をつくらないように家を建てるように設計すれば、工事面積をグンと抑えることが出来、コストを抑えることが出来ます。

そして、このように配置しつつ、プランバシーと防犯とデザインに優れた外観の設計が出来れば、これらをカバーするための工事が全て必要なくなるので、さらに外構費用をカット出来るというわけですね。

というわけで、この3つの全てを駆使することによって一般的に高いと思われている「平屋」を2階建てよりも安く建てられるようにしているというわけですね。

【ランニングコストが安くなる理由】

 ランニングコストには、
・電気代・固定資産税・メンテ費(外壁塗装)・改修費(水回り)・増築費(部屋)
といったものがありますが、この中で平屋にしておけば確実に抑えられるものが2つあります。

環境問題への取り組みと電気料金の高騰のため、今後は家を建てる時に太陽光発電をつけないという選択をすることが出来なくなると考えた方がいいと思います。

そして、場合によったら蓄電池の設置も視野に入れないといけないのですが、そうなればより多くのパネルを設置することが出来る平屋は2階建てに比べて圧倒的に優位になります。

✔️増築費をなくす

そしてもう1つ確実に抑えられるコストがこの増築費ではないでしょうか。
平屋は全ての部屋が1階にあるため、部屋や収納が1階に足りないという状況が起こる可能性がほぼないからです。

仮に、将来足腰が悪くなり2階に上がるのが厳しくなったとして、1階を増築するとなればそれだけで300万円〜500万円ぐらいかかることになりますし、実際、これを理由として増築せざるを得なくなり、老後資金からその費用を捻出している方もいらっしゃいます。
それすらない場合は、住宅ローンに上乗せしてリフォームローンを組まざるを得なくなってしまうわけですからね。

この他、メンテコストにしても2階建てより平屋の方が確実に抑えられますし、固定資産税だって土地の買い方や家の建て方さえ間違えなければきっと抑えられると思います。

というわけで、これから先の金銭的な負担を少しでも減らすためにも、
これまで以上に平屋を前向きに検討してみてはいかがでしょうか?

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